ヘッターラの口コミレビュー【電磁波カットシールを実際に使って効果検証】
電磁波カットシールという商品についてご存じでしょうか? 私はネットサーフィンをしていて偶然知ったのですが、つい最近までは知りませんでした。
電磁波カットシールとは、シールを張り付けるだけでスマホなどが発している電波や磁場を取り除くことができる商品だそうで……。
正直……めちゃくちゃ怪しくないですか?
「電磁波なんて元々目に見えるものでもないし、シールを張ったところで効果が出ているかなんて分からない!」
「『電磁波が体に悪い』みたいな話を聞いたことはあるけど、結局の所よくわからない。怪しすぎる!」
と思ったのですが、さらにネットで調べていると、「HETTARER」という面白そうな商品を見つけてしまいました。
「ヘッターラ?ヘッターレ?ヘッタラー?なんて読むの?」読み方すらわかりにくいこちらの商品ですが、こちらの「HETTARER」、公式販売サイトを見てみると、「バッテリーがめちゃくちゃ長持ちするようになった」「PCのスピードが上がった」という口コミレビューが掲載されています。本当に張るだけで効果を発揮する夢のような商品が存在するのでしょうか? 気になりますね……。
- 1. 電磁波(高周波)カットシール「HETTARER(ヘッターラ)」
- 2. 低スペックスマホはQOLを著しく低下させるという話
- 3. 電磁波とは?
- 4. ヘッターラの詳細情報
- 5. ヘッターラの実証実験。口コミの真相は?
- 6. ヘッターラを使ってみた感想
- 7. 総括:試してみる価値あり!?
1. 電磁波(高周波)カットシール「HETTARER(ヘッターラ)」
「HETTARER(ヘッターラ)」は、電磁波カットシールの一種なのですが、公式ホームページによると「スマホのバッテリー消費を抑える・充電スピードを上げる・本来の性能を引き出す・電波をキャッチしやすくする」という効果があるとのこと。
「張っただけでバッテリーの減少が抑えられるなんて、本当???」と思ったと同時に、「この商品、気になる」と思ってしまいました。
電磁波を抑えるだけであれば目に見えませんが、充電時間が変わるのであれば効果をはっきりと検証できます。「スマホのバッテリーも最近劣化してきたし、最悪効果が無くてもブログのネタになればいいか」なんてノリで、興味本位で「HETTARER(ヘッターラ)」を購入してしまいました。
ということでここからは、電磁波カットシールのHETTARER(ヘッターラ)を知ったキッカケ・電磁波について・ヘッターラの詳細・口コミレビュー・評価について詳しく述べていきます。購入を検討している方や、電磁波カットシールについて気になっている方はぜひ参考にしてみてください!
2. 低スペックスマホはQOLを著しく低下させるという話
私は約4年前に購入したiPhone7を未だに使用しているのですが、かなりバッテリーの持ちが悪くなってきています。体感では、2/3日程度経過すると、もう充電残量10%を切っているという感じ(平日の仕事中、スマホはお昼休みくらいしか触らない……)
↑バッテリーの状態を確認すると、最大容量75%と表示されており、バッテリーが3/4程度まで容量が低減していることがわかります。
また、なんとなくWi-Fiの電波を拾いにくいなと感じたり、なぜか突然携帯が圏外になったりなど、スマホの機能低下を感じていました。はっきりいって寿命です。
そんなiPhone7を毎日使っている最中、ある事にふと気が付いたのです。「このスマホ使い続けているのって、めちゃくちゃ人生の生産性下げてない???」と。
2-1. 我々はスマホが無ければ生きていけない
携帯電話は、私達の生活に欠かせない必須ツールです。普段スマホでおこなっていることをザっと思い浮かべてみてください。
- 家族、友人、会社の人との連絡
- ニュースのチェック
- ちょっとした調べもの
- 地図をみる
- ネットショッピングをする
- 美容院の予約
- 居酒屋の予約
- 交通費の支払い
- 買い物の支払い
- 公共料金の支払い
- マンガを読む
- 映画を見る
- ゲームをする
- 音楽を聞く
人によってはもっとあるかと思います。つまり、もはやスマホは私たちの生活の中心になっているということです。スマホ決済が一般的になってきた影響から、もはや「お財布を持つことを辞めた」という人の話もよく聞きます。
まさに、スマホは私たちのライフラインであり、我々の生活を支えているデバイスなのです。
そんな「生活必需品のデバイスの性能が低下している」という事態。めちゃくちゃ生活の質、クオリティー・オブ・ライフ(QOL)が低下しています!!!
ということに、恥ずかしながらつい最近気が付いてしまいました。そうです、我々は今すぐにでも、古いスマホなど投げ捨て最新機種のスマートフォンに買い替えるべきなのです。
2-2. 機種変更のハードルは高い
ここまで、「古いスマホは今すぐ買い替えるべきである」と力説しましたが、私自身はスマホを買い替えていません。
なぜなら、最新機種のスマホははっきり言って高いのです。いや、はっきり言わなくても高いです。それに、「今使っているスマホ、多少のストレスはあるけど、別に使えないレベルではないし……。モバイルバッテリーを持ち歩けばなんとかなるしな……」というのが正直な所です。
しかも、コロナウィルスの影響で「外出自粛だ!不要不急の外出は控えろ!」と騒がれているのが世の中の現状。「こんな時に外に出て、携帯買い替えるのもなぁ……」となってしまい、なかなか新しいスマホを購入する気はなれませんでした。
そんな時に、スマホのバッテリー長持ちグッズについて調べていたら見つけたのが電磁波(高周波)カットシールのHETTARER(ヘッターラ)だったのです。
「これなら、費用をかけず、外出せずに、スマホのスペックの低さを何とかできるかもしれない」と思い、ヘッターラを購入することにしました。
3. 電磁波とは?
さっそくヘッターラを使った感想を述べようかと思ったのですが、「そもそも電磁波って何?」という方も多いと思います(私もそうでした……)ので、電磁波について調べてざっくりとまとめてみました。
3-1. 総務省の見解
電磁波とは、スマートフォンやパソコン、電化製品が発している、エネルギーの波のこと。ほぼすべての電気をつかった製品が、電磁波を発しています。
総務省のホームページによると、携帯電話などから出ている電波は非常に弱く、国の安全基準を守ったものしか販売されていないそうです。そのため、基本的には人体に悪影響があるとは認めていません。
しかし、2011年5月に国際がん研究機関(IARC)は、携帯電話の使用について「発がん性があるかもしれない」と評価しており、「完璧に安全である」とは、言い切れない状況です。
3-2. 電磁波の人体への影響は不明確
要するに、「電磁波は、体に害が有るとも無いとも言い切れない」ということです。スマホやノートパソコン、Wi-Fiのような機器が普及したのはここ数年の話ですし、今後5Gのような新しい通信規格が広まることを考えると、電磁波の影響についてはまだまだ分からない(研究機関や団体、個人によって主張していることが異なる)ことが多いのです。
もし、電磁波について不安を感じている方や、電磁波を浴びることで実際に頭痛などの悩みに悩まされている人は、ヘッターラのような電磁波防止グッズを買うのは効果的かもしれませんが……。
それでは以下で、ヘッターラの詳細についてみていきましょう。
4. ヘッターラの詳細情報
こちらが購入したヘッターラ。販売元は株式会社セーヌラインという会社で、1枚当たりの価格は1,380円でした。パッケージには、充電時間20~40%短縮と堂々と書いてあります!
※2020年8月31日までキャンペーン中だそうで、5枚の料金で6枚、10枚の料金で13枚、30枚の料金で42枚購入できるようになっています(42枚購入した場合は、送料が無料になるようです)。
サイズは、3cm×3cmの正方形。大きいわけではありませんが、スマホにケース無しで張り付けていると「何そのシール?」と誰かに聞かれることは必至でしょう。
透明なフィルムから、シールを取り出すと↑のような感じ(表面と裏面)。このシールを剥がして、スマホの背面や、ノートPCの底に張り付けるというわけです。
ちなみに、公式販売ページによると下記のような効果があるそうです。
- バッテリーの寿命の延長
- 充電時間の短縮
- 電波をキャッチしやすくなる
- スピードのUP
- 消費電力の節約
- 快適なドライブ(車に張り付けた場合)
- マイクの音声がクリアに(マイクに張り付けた場合)
そのほかにも、電磁波低減に関するエビデンスを複数取得しているとのこと。難しいことはよくわかりませんが、最大78%電磁波を提言する効果があるということを証明済みらしい……。
ヘッターラの公式販売ページは こちらから |
まぁ、販売ページなので良い情報が書いてあるのは当然です。大事なのは、実際使ってみて効果が出るのかということ。以下、ヘッターラを使ってバッテリーの稼働効率について検証してみました!
5. ヘッターラの実証実験。口コミの真相は?
以下、実際にヘッターラを使ってテストしてみました。
5-1. 検証① iPhone7で動画を鑑賞
iPhone7で2時間弱動画を鑑賞して、充電の減少量を比較みました。最初はヘッターラを貼り付け無しの状態で検証開始。
20時36分、検証スタート。この時点では充電は100%です。YouTubeに期間限定公開されている嵐のライブ(1時間52分15秒)をみて時間を過ごしました(笑)。
※音量&画面の明るさはMAXに固定。
↓ 1時間53分後
22時29分、検証終了。充電残量は22%。覚悟はしていましたが、2時間弱使っただけでこんなに充電が減るとは……。
続いて、ヘッターラを張り付けた状態で検証していきます。
10時16分、検証スタート。同じ条件で嵐のライブを鑑賞。この時点での充電残量は100%。
↓1時間53分後
12時09分、検証終了。充電残量は21%。
「おい!変わってねぇ!なんならむしろ、悪化している……」
ほとんど同じ減少量に少し笑ってしまいました(笑)。しかし、まだ1回使用しただけです。「あきらめるのはまだ早い」ということでもう一度検証。
5-2. 検証② iPhone7を1時間放置
続いて、iPhone7の画面をつけた状態で1時間放置して充電の減少量を比較してみました。
ヘッターラ貼り付け無しの状態から検証。
※一度張り付けたシールを剥がすのはあまりおすすめしません。今回は剥がすことを想定して弱めに張っていたので、きれいに剥がすことができました。
14時47分、検証スタート。残量は100%。
※画面の自動ロック設定は解除し、明るさはMAXに固定
↓1時間後
15時47分、検証終了。残量は73%。
続いて、ヘッターラ貼り付けた状態で検証していきます。
17時45分、検証スタート。残量は100%
↓1時間後
18時46分、検証終了。残量は82%。
「ヘッターラ無しの状態での充電残量は73%だったので、10%近く改善している!?!?」
今回は結構な差が出ました。1回目の検証で充電の減少量に改善が見られなかった原因は不明ですが、確かにヘッターラを貼り付ければ充電の減少量が改善することもあることがわかりました。
1時間の使用で10%近くの改善があったということは、数時間後にはかなりの差が開いているかもしれません。ただ、今後も継続的に使っていかないと、効果が本当にあるかどうかは判断しかねる、という印象ですね。
5-3. 検証③ iPhone7を充電器に挿して比較
最後は、iPhone7を充電器に挿し1時間後と2時間後の充電残量を比較します。ヘッターラは給電速度にも差を生んでくれるのでしょうか?
※充電器やケーブルなどの条件には、変化を加えていません。
※検証過程で1~3分程度の誤差が発生してしまいましたがご容赦ください。
まずはヘッターラ貼り付け無しの状態から。
最初の段階(22時32分時点)での充電残量は22%
↓1時間後
1時間で82%まで回復
↓さらに1時間後
最終的に、2時間で22%から95%まで回復しました。
続いて、ヘッターラ貼り付け有りで検証。
最初の段階(12時13分時点)での充電残量は21%。
↓1時間後
約1時間で87%まで回復。この時点でヘッターラ無しの状態よりも、6%増え幅が上昇しています。
↓さらに1時間後
最終的に98%まで回復。ヘッターラ無しの時と比較すると、3%分だけ充電速度が速くなりました。
結果として、やや充電速度が上がるということがわかりました!
6. ヘッターラを使ってみた感想
まあ、正直なところ、ヘッターラを全力で他人におすすめできるかというと、まだ判断しかねます。しかし、確かに充電の減少スピードに関しては効果を感じることができました。
Amazonに掲載されている口コミを見ても、「数日間継続的に使用することで、さらに効果が出てくるかも」という書き込みもあるので、今後継続的に使っていけば、もっとハッキリ効果が表れるかもしれませんね。
また、公式の販売ページを見てみると、スマホやタブレット、ノートPC以外にも、エアコンや車への貼り付けにも効果があると言及されています。
スマホ以外の電化製品に張り付けたときに、どのような効果があるのかも気になるので、今後検証していきたいところですね。
7. 総括:試してみる価値あり!?
ここまでの話を総括すると、ヘッターラは「試してみる価値はある」という商品でした。1,000円ちょっとでスマホの機能低下が抑えられるのであれば、スマホ買い替えの代替策としては十分でしょう。
今後使用を続けて、バッテリーの充電効率が良くなっていると実感できれば、他の電化製品用にも購入しようかと考えています。
「スマホを買い替えるほどではないけれど……」という方は、試しに購入してみてはいかがでしょうか!
ヘッターラの公式販売ページは こちらから |